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JSAS-DCP
担当医師や担当施設が日本脊椎関節炎学会診断コンサルテーションプラットフォーム
“Japan Spondyloarthritis Society-Diagnostic Consultation Platform” (JSAS-DCP)を利用するにあたって
日本において脊椎関節炎は患者数が少ない病気であり、医師個人や医療機関において、経験が豊富な医師は限定的とならざるをえません。さらに画像検査を含めた診断においても判断に迷うことも少なからずあります。そこで日本脊椎関節炎学会(JSAS)は、脊椎関節炎が疑われる患者さんに対応している医師個人や医療機関の診断の助けとなるよう、豊富な見識と経験を有する内科医、整形外科医、放射線科医、必要に応じて皮膚科医・小児科医が相談に対応(コンサルテーションのためのプラットフォーム開設)しております。
日本脊椎関節炎学会
利用内容
医師による相談の具体的な手順
1.申請者(医師)はJSAS学会員に限定し、まずJSAS-DCPについて患者さんに説明し、同意を得ます。
2.申請者がJSASのホームページからJSAS-DCPに申し込みます。この際に申請医師の同意書、患者さんの同意書、JSAS-DCP秘密保持誓約書、臨床情報(匿名化された臨床経過や身体所見、血液や画像データ)をJSAS-DCPに送ります。
3.JSAS担当者が申請内容を確認・受理した場合には、内容や申請した医師の希望に応じてメール相談かリモートでの相談会か、いずれかを選択し、受理後1か月以内を目安に相談会が開催されます。
4.相談した後、JSASがなす結果は、あくまで診断に関する助言として申請した医師に通知されます。
相談結果について
結果の通知には時間を要し、2か月以上となることがあります。また、実際に患者さんを診察するわけではないため、この結果は、あくまでも申請した医師への助言であり、最終的な診断は医師の判断で行われます。従って、診断についての責任をJSASが負うことはありませんのでご了承ください。
患者さんの個人情報について
患者さんの個人が特定されるような情報(氏名、生年月日、住所など)はJSASには送られません。相談はあくまでも匿名化された状態で行われます。
・相談があった病気に関する情報は、今後の脊椎関節炎の診療に役立てるため、学会事務局において一定期間保管され、学会が関与する講演会におけるスライドや出版物として利用される可能性があります。
以上をご理解の上、同意書・誓約書をご確認くださいますようお願い申し上げます。