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理事長挨拶

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理事長挨拶

理事長

日本脊椎関節炎学会理事長
山村 昌弘

 2019年(令和元年)9月より、日本脊椎関節炎学会の理事長を拝命致しました。大変光栄に存じますが、同時に責任の重さをひしと感じております。

 日本脊椎関節炎学会の歴史は、わが国のリウマチ学発展に多大な貢献をされた故七川歓次先生(滋賀医大名誉教授、整形外科学)が「日本AS研究会」を発足された1989年(平成元年)10月に遡ります。1991年(平成3年)に第1回学術集会が大阪市で開催され、2003年(平成15年)に「日本脊椎関節炎研究会」、さらに学術集会の参加者も増加し、2010年(平成22年)に「日本脊椎関節炎学会」に名称変更され、現在に至っています。

 本学会は、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、反応性関節炎など、付着部炎を特徴とする「脊椎関節炎」に加え、その類縁疾患である掌蹠膿疱症、SAPHO症候群など、比較的稀な関節疾患を対象としています。近年、関節リウマチに引き続き、これら疾患に対して炎症性サイトカインを阻害する生物学的製剤の臨床開発が進み、さらにEBMが集積してきたことから、科学的根拠に基づく医療の実践が求められるようになりました。今まさに大きなパラダイムシフトを迎えつつあります。脊椎関節炎は関節リウマチとは異なった病態と治療反応性を呈することから、その正確な診断・治療は、リウマチ診療全般の質の向上に繋がります。

 2015年に厚生労働省難病医療費助成制度による強直性脊椎炎の対象疾患に指定され、2016年に厚生労働科学研究費 難治性疾患等政策研究事業 「脊椎関節炎の疫学調査・診断基準作成と診療ガイドライン策定を目指した大規模多施設研究班」(主任研究者 冨田哲也先生)が立ち上げられました。現在、冨田班調査研究事業では、疫学調査、ガイドライン策定、臨床研究、新規治療開発など、精力的に取り組まれています。学会は研究班のわが国独自の治療戦略構築および創薬研究を全面的に支援していきます。学術集会でその成果を拝聴できる機会があると思います。

 学会の最重要業務は、学術集会の開催と学会誌の定期的刊行と考えており、今後とも実用的な最新情報を提供できるプログラムおよび特集を企画していきます。さらに、専攻医・リウマチ専門医のための研修・講習を企画し、この分野の教育活動を牽引していきます。また、全身疾患である脊椎関節炎の診療は学際的アポローチの重要な疾患ですので、リウマチ学会、皮膚科学会、消化器学会、小児科、乾癬学会など、他学会との連携をさらに深め、相互の情報交換に努めます。一方、「日本AS友の会」(事務局長:井上久先生)や市民公開講座による患者・家族の疾患啓発活動を積極的に行い、社会貢献にも取り組みます。

 日本脊椎関節炎学会は、この疾患に情熱的なリウマチ医が集い、その診断・治療について自由闊達な意見交換の場として始まりました。ここ数年の学術集会は、参加者も増え、また多くの診療科の先生方にも参加いただき、学術的な発表や討論が充実してきたことが実感されます。日本脊椎関節炎学会のさらなる発展のために全力を傾注してまいりますので、この疾患に関わる皆様方の学術集会へのご参加並びに学会へのご入会をお願い申し上げる次第です。

日本脊椎関節炎学会理事長
山村 昌弘

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